東京理科大学工学部建築学科校友会

おもしろ建築物紹介 その5「木造曲面屋根のショッピングリゾート」

1974年卒 飯山道久

オーストリア、ウィーン郊外にある、総床面積約90,000㎡、店舗面積70,000㎡、約200店舗、駐車場4,000台(地下を含む)という、同国内で5番目に大きいショッピングリゾートです。広大な芝生や樹木、地下水利用空調、昼光照明活用等、環境配慮設計になっています。曲面屋根部分(約20,000㎡)は高さ20m長さ500mで、周辺の緩やかな丘陵のランドスケープとの調和を狙ったデザインとのことです。柱はS造やRC造で、屋根は集成材梁と厚さ16.9cmのCLT(直交集成板)で構成された木造です(同国内で木造ショッピングセンターはここだけ)。CLT8,000㎥・集成材3,500㎥使用、総工費2億€、2012年秋竣工。(写真撮影日:2013.10.07)

<google地図参照> https://www.google.co.jp/maps/@48.3431046,16.4620193,1425m/data=!3m1!1e3

G3 Shopping Resort Gerasdorf:ウィーン中心部から北6km程のFloridsdorf駅(地下鉄U6終点)から、無料のシャトルバス(曜日により15〜30分間隔)で北東北10km程。http://www.g3-shopping.at/en/

左がショッピングセンター、右下はショッピングモール(小売店エリア)、右上はホームセンター

丘陵の稜線のようなシルエットの屋根(全景を撮るのが難しい全長800m。パノラマ機能で撮影)

鉄骨やRCの柱に、集成材の現し梁、柱の長さを変えて曲面屋根を構成している。